パスタの糖質量(一人前)はどれくらい?
糖質制限中やダイエット中には、パスタは美味しくてもなかなか食べれませんよね。パスタ(一人前100g)にはなんと、
約68gの糖質
があるそうです。多いですね…
糖質制限中にはなんとか一食の糖質量を40g程度までに抑えたいところ。
果たして糖質制限中にパスタは食べれないのでしょうか…?
糖質制限中のパスタの食べ方3つ
①パスタを半分以下の量で食べる
半人前で食べたらパスタだけの糖質は約34gに抑えられます。
パスタソースも糖質の少ないものにすれば、その一食を「いつもより少し糖質多いかな」くらいで済ませることができます。
②普通のパスタではなく、こんにゃく麺やズッキーニの麺で食べる
完全にこんにゃくでできた麺を食べれば、パスタの糖質はゼロです!笑
安心感はありますが、お味の方は賛否両論ありそうです。
そこで今海外で話題なのが、ズッキーニ麺。ズッキーニのヌードルなので、「ズードル」と言うそうです。ベジカッターを使うと簡単にズッキーニ麺に作ることができるしヘルシーなので、糖質制限にはもってこいですよね。パスタソースにも合いそう。
③糖質制限パスタに置き換える
\\今回の記事で注目しているのはこちらの方法です!//
パスタは糖質多めと分かっていても一人前食べたいし、ズッキーニをヌードル状にするのも面倒!という方には、こちらの方法が一番簡単に糖質を制限できて美味しく食べれるので良いのではないでしょうか。
一食分が48g(通常パスタで一食68g)まで抑えられているものもあるので、糖質コントロールが簡単にできます。さらに糖質を抑えたい方は、糖質制限パスタを半分の量で2食に分けて食べれば、罪悪感が全くなくパスタを楽しめると思います。
糖質制限パスタの商品比較
ここでは私が見つけた糖質制限パスタを比較していきます!💪
実際に一つ一つ食べてみたので、それぞれの良いところと、ちょっと惜しいところがわかりました!
①【蒟蒻効果】
一つめにご紹介するのは、昭和産業さんの「蒟蒻効果」というスパゲッティ。
「糖質1/4カット」
「1/2日分の食物繊維入り」
が売りの、期待の商品です。
~評価~
糖質 48.7g(通常62.8g)※一食分80g
味
値段
良いところ
①食べ応えがある
1束80gのパスタは少なめなのかなと思っていましたが、そんなことはありませんでした。しっかりとお腹いっぱいになります!
②普通に美味しい
通常のパスタのアルデンテな美味しさのレベルには届かないかもしれませんが、普通に美味しいと思いました。
③麺が伸びない
個人的にすごく良かったポイントがこちら。
主婦目線なのですが、普段パスタが伸びてしまうといけないので、夫が家に帰ってくる時間ちょうどに茹で上がる様タイミングを見計らうのですが、これがちょっと面倒。蒟蒻効果の麺は蒟蒻のおかげでつるんとしているので、時間が経っても伸びた感覚がなく、これは作り置きもできる画期的なパスタなんじゃないかと個人的に嬉しく思っています。
④食物繊維が豊富で腸内環境に良い
糖質制限をすると便秘になってしまう人もいますが、なんと素晴らしいことに蒟蒻効果パスタは1束のパスタに10.6gもの食物繊維を含んでいます。本当に素晴らしいです。お通じにも良く、とても健康的なパスタです。
惜しいところ
①麺がソースと絡みにくいかも
蒟蒻の特性上麺がつるんとしているので、もちもち系のパスタよりは麺がソースと絡みにくいかもしれません。気になるほどではありませんが、スープパスタ等よりは水分量の少ないクリーム系やトマト系のソースがいいかもしれません。私のおすすめの、カルボナーラとボロネーゼの糖質カットレシピはこちら。
②ひよこ豆と玄米からつくったスパゲッティタイプ
二つ目にご紹介するのは、イオン系列のスーパーやネットで購入できる、「ひよこ豆と玄米からつくったスパゲッティタイプ」です。
小麦をひよこ豆で代用している健康的な商品です。糖質はさほど抑えられるわけではありませんが、血糖値の上昇度を示すGI値に違いがあります。小麦のGI値は60であるのに対し、ひよこ豆のGI値は33と、約半分の違いがあります。つまり、血糖値の上昇をかなり抑えられるという点がこの商品のポイントです。
~評価~
糖質 62.4g(通常62.8g)※一食分100g
味
値段
良いところ
①味が最高
一口目に思ったこと、「うまっっっ!!笑」。
もちもちっとしたパスタで、これは新しいタイプの美味しいパスタとして確立しているくらい美味しくて驚きました。血糖値を気にしていなかったとしても食べたくなる一品です。正直本当に美味しかったです!
②ソースとよく絡む
もちっとしたパスタのおかげで、ソースとよく絡んでくれます。
惜しいところ
①麺が少し切れやすいかも
茹で時間を表示のものより気持ち短くすると良いかもしれません。でもそんなに気にならないので、美味しく食べられます。
②糖質50%オフパスタ
3つ目のパスタはイチオシの「糖質50%オフパスタ」です!
1食分(80g)に含まれる糖質は25.7gだけなので、「糖質50%以上抑えられてるじゃん!笑」と突っ込みたくなるほど糖質が制限されています。
~評価~
糖質 25.7g(通常62.8g)※一食分80g
味
値段
良いところ
①これ以上ないくらい低糖質
一食分に糖質が25.7gしか含まれていないので、他の食事と調整すればスーパー糖質制限中でも食べれるパスタです。私が一番食べるパスタもこちらのパスタです。
②手軽に作れる
他の低糖質パスタよりも4〜5分くらい茹で時間が短く、疲れた時でもお手軽に作れます。
惜しいところ
①味の好みは分かれるかも
個人的には全く問題なく美味しく食べられる味ですが、少し味が苦手だという声をちらほら聞きます。
結論
やはり糖質のことを一番に考えると、「糖質50%オフパスタ」が普段使いしていく低糖質パスタとしておすすめです。味には賛否両論ありますので、一度オンラインで少しだけ買って試してみるのが良いかもしれません。
味も糖質もバランスの良いパスタが良いという方には、「蒟蒻効果」が低糖質パスタとして取り入れやすいかもしれません。一番満足感を与えてくれる低糖質パスタですし、私の家族にも「美味しい!」と好評でした。
ただ、やっぱりもちもち感のあるパスタ麺は食べたくなるので、「ひよこ豆と玄米からつくったスパゲッティタイプ」もキッチンの引き出しに常備しておいて、ご褒美感覚で時々食べていこうと思っています。
まだまだ糖質制限パスタや血糖値の上昇を抑えられる健康的なパスタ商品はあるはずなので、これからも発掘・試食していこうと思います!😊
美味しい糖質制限パスタのレシピ
最後に、糖質制限パスタとよく合う、低糖質パスタソースの作り方をご紹介したいと思います。これらはイギリス人の夫とイギリスで生活していた頃からずっと作っている、我が家の定番メニューです。糖質が低く、ジップロックに入れて保存もしやすいのでとてもおすすめです!
①糖質制限ボロネーゼソースのレシピ
ボロネーゼは基本的に肉と野菜でできているので、にんじんの量にだけ気をつければ低糖質なパスタとして美味しく食べられます。
詳しいボロネーゼの作り方はこちら▶️
②糖質制限カルボナーラのレシピ
カルボナーラは低糖質な肉、卵、チーズでできているので、こちらも簡単美味しい低糖質パスタです。
詳しいカルボナーラの作り方はこちら▶️
野菜とベーコンの醤油スパゲッティ
こちらはソースなんて作るのめんどくさい!あまり物で10分でスパゲッティを作って食べたい!というときの、超簡単高速スパゲッティです。低コストでできるので、イギリスの学生時代によく食べていました。
詳しい醤油スパゲッティの作り方はこちら▶️
まとめ
今までパスタを我慢しなければいけない状況だったかと思いますが、工夫すればパスタは食べれるので、こちらの記事が少しでも役に立っていると嬉しいです。
少し糖質が多めになってしまった食事の後に、15分でもウォーキングができると血糖値の上昇を抑えられるので、健康への影響をだいぶ減らすことができます。
食事の工夫と運動の工夫で、皆さんが好きなものを諦めないで幸せな生活を続けることができることを祈っています😊
それではまた次の記事にて。
Dearest readers,
Haru